


【活動報告】令和6年度 北陸地区地域相談支援フォーラムin富山」を開催しました!
がん相談支援センターでは、がんについて詳しい相談員がさまざまな相談に対応しています。相談内容が多岐に及び専門的な対応が求められるため、令和2年度より富山・石川・福井の北陸3県のがん診療連携協議会が合同で北陸地区地域相談支援フォーラムを開催し、活動の活性化を図っています。
今年度は11月23日(土)に、富山県がん診療連携協議会の主催で「アピアランスケアを学び、社会とつなげよう~ともに支える相談員であるために~」をテーマにフォーラムを開催しました。アピアランスケアとは、医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアのことです。当日は、国立がん研究センター中央病院よりアピアランス支援センター センター長の藤間勝子先生を講師にお招きし、北陸3県から64名と多くの参加がありました。講演や各県の発表、グループワークを通して、相談者の身体・心理・社会的課題にあわせた支援や社会へつなぐ関わりについて学ぶことができました。
今後も、患者さんやご家族、地域の住民や医療機関が安心して相談できるがん相談支援センターであり続けるためにフォーラムや研修の開催に尽力していきたいと考えています。
